ことことのひろみさんに誘われて、sabby genteelの石原左知子さん達チームの19日の石巻小渕浜での炊き出しに同行させていただきました。石原さん達は何度も何度も炊き出し以外にも様々な形での支援を行っています。詳しくは石原さんのブログ等を御覧ください。今回は総勢30人、車は冷蔵車含め8台（？）、あとで聞いてみたら中目黒代官山あたりで仕事をなさっている方達が沢山いらしていました。あのうどん屋さんとかあの服屋とか。あの蕎麦屋さんも協力してました。静岡の干物もおいしそうでした。皆さんすごいです。東京の評判のお店ばかりがお店を休んで大量に食材を仕込んでの炊き出し、絶対に美味い（食べてないので 笑）。

準備中からどんどん現地の方が訪れ始め、結局600人位の方がいらしてくれたようでした。
ぼくは始まってしまうと結局予定の1200個以上あったっぽい餃子をただひたすら焼き続けていただけですし、大規模な炊き出しだったのもあり、周りを見渡したり、炊き出しに訪れてくださった現地の方とお話することもほとんどありませんでしたが、それでも訪れてくれる現地の方が皆笑顔になってくれていたのは感じました。写真は全部本番前の準備中のものですが、こんな規模です。それに何より素直に喜んでくださるのも繰り返し繰り返しの支援で出来上がった現地の方との信頼関係あってのものだと思います。すげえよ石原軍団。支援には色々な形があるし、それぞれ色々と思うところあるんだと思いますが、これは確かに1つの確実な形なんだな、と思いました。本当にすごい。

ぼくにとって宮城県って初めて訪れた場所です。正直こんなことがなければ牡鹿半島なんてずっと行くことはなかったと思います。それなりに時間が経っているので、当時からするとかなり綺麗に片付けられていたんだと思いますが、テレビやネットでなんども見たような瓦礫の山をみるとやはり言葉がでませんでした。東京にいると正直「もう大丈夫なんじゃないの？」とか思ってしまうムードがありますが、まだまだまだまだまだまだまだまだそれじゃいけない。

一番印象に残ったのは匂いです。あのすえた匂い。あの瓦礫は全てほんの100何日か前は現地の方の生活の一部だった物で、一番はじめは遺体も含まれていたんだろう。あれは忘れられない。

あと餃子はしばらく見たくないです（笑）。