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Redwing RW2268 丸洗い

2014/10/13 by romeoblue | Filed under various.

丸洗い後乾燥後オイル塗り後完成

Redwingのエンジニア、RW2268を丸洗いしてみました。これは自分で買った訳じゃなくて、2003年に当時の仕事をやめて、バイクで遠くまで行こうってことで長めのツーリングに行った時に、当時大阪の店長になって梅田に引っ越していた同い年の先輩に履かないからやるよ、と頂いたものです。タグはPT91の多分プリントで、おそらく95年位のものだと思います。どうしてもスエード(RW8268)ばっかり履いているもんで、箱に入れて締まっておいたんですが出してみたらカビだらけになってしまったので、割と思い切った感じです。その先輩ちょっと前に亡くなってしまっていて、ちゃんとしないといけないなと思っていたし。

まず、風呂場で石鹸タイプの洗濯洗剤とお湯をふんだんに使って、スニーカー用の洗濯ブラシで外も内側も徹底的にゴシゴシやりました。革の染料と汚れと防腐剤的なもの?でドス黒いというかドス茶色い液体がどんどん出てきます。多分茶色いのはソールのほうの色だと思うんですが、これを色がなくなるまでやるのは多分ムリなので、ある程度のところで切り上げました。いらないバスタオルで可能な限り内も外も拭き取り(写真左上)、くしゃくしゃにした古新聞をつめてつま先を上にする形で立てかけて陰干し、季節にもよるんでしょうが3日経って乾いた感じなのが右上です。

この時点ではカビ臭さは完全に消えていましたがさすがにオイルがほぼ抜けきってしまって硬いです。それに今回は純正のミンクオイル(現行品ではない)を素手で溶かしながら塗りこみました。塗りすぎるとまたカビ易くなるので、刷り込むようなイメージで全部に塗ったのが左下。

24時間室内で寝かし、乾いた布で余計なオイルを拭きとったのが左下。すっかり綺麗になって、元通り位の柔らかさになりました(もともとあんまり履いてなくて固めだった)。かなり疲れましたが満足の仕上がりです。

本当は丸洗いなんてしないで(内側は特に)定期的にケアしてあげるのがいちばんなんでしょうが、こんなハードなことやって耐えられるっていうのはさすがです。20年前の靴だと思うと結構すごいですよね。

でもついでにアイリッシュセッターRW875、8179の2足も箱から出してみたらカビだったので、昨日同じように洗いましたw。前回のケアは2011年の4月。この時も洗剤で洗ってますが内側はやっていなかったのと、その後ミンクオイルつけすぎたのと、箱に入れっぱなしだったのが良くなかったんでしょうね。 気が向いたら仕上がりまたアップします。

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