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"Rod Snake Shock Service""CHELSEA""Natural""Zhivago"

Rod Snake Shock Service
"Rod Snake Shock Service" 浅井健一
CHELSEA
"CHELSEA" 浅井健一
ZHIVAGO
"ZHIVAGO" JUDE
Natural
"Natural" SHERBETS


「声がどうも」って人も多いけどそこがいいんじゃないかって思う浅井健一。ミュージシャンとしてもギタリストとしても大好きです。この甲高い声とジャキジャキいうグレッチ。他にいないでしょう。この人のギターの音はあのフルボディのグレッチとマーシャルのヘッド、そんで何といってもものすごく強いらしいピッキングで成り立ってるんだろう、というのが最近のぼくの見解です。グレッチっていうかフィルタートロンか。まあぼくのギターで更に部屋の中ではこんな音は出ないんだけど、最近ブランキー以降のそれ程聴いていなったアルバムを聴き直し、何枚か買ってみました。

"Rod Snake Shock Service"と"CHELSEA"は本人名義の割と新しいアルバムで1番期待してたんですが、うーむ。。正直併せて一枚でよかったんじゃないかと思いました。簡単にいうと黒猫ちゃんがポップで白猫ちゃんがより内省的という感じです。ぼくは浅井健一の音楽の魅力はその2面性だと思うんだけど、別々にしちゃ半減してしまう気がします。悪そうで怖そうでジャキジャキいうギターで非常に繊細でナイーヴな内面を唄ってるのがいいのに。ギターのジャキジャキ感も若干弱め。どっちかっていうと白猫ちゃんのが聴きやすいっていうかすんなり入ってきました。

"Natural"も上でいうと白猫ちゃんよりです。どれも同じように聴こえるかもしれないけど、最近の好みはどっちかっていうとSherbetsよりJUDEなのでこの4枚だと"Zhivago"が良かったです。


しかしかっこいいなこの人。

声はだんだんクセになりますよ。兄の部屋から聴こえてくるブランキーで最初はイヤだったのがここまではまったので。